Hotman chenille ホットマン シェニールの魅力

ヨーロッパの伝統と技術を継承
ホットマンが独自に進化させた日本製「シェニール織り」

シェニール( Chenille)とはフランス語で「毛虫」を意味し、毛羽立ったモール糸を用いて織りあげるヨーロッパ伝統の織物です。
1985年に、ドイツの老舗メーカー「アルパロー社」より一対一で技術と設備を全て継承し、日本の先進技術を加え独自の繊細な絵柄を実現しました。
古き良きヨーロッパの源流を受け継ぎ、自社職人による丁寧な手織りが特徴です。

ホットマン シェニールの特徴

  • POINT01

    熟練した職人による手織り

    職人が1本1本丁寧に手織りすることで、機械では真似できない繊細な柄の表現が可能。熟練の職人でも1日にわずか3.5mしか織れない、職人の技が光る織物です。

  • POINT02

    発色が良く色落ちしにくい
    耐久性に優れた織物

    スレン染色という高難度の染色技術を採用し、色落ちしにくく美しい発色が長持ちします。「ホットマンブラック」と呼ばれる漆黒の深みは高級感が感じられ、大きな特徴のひとつです。また、強度がありながらもふっくらとした肌触りを実現しました。

  • POINT03

    日本の技術でさらに繊細な表現に

    技術を進化させたことで、より美しいデザインの表現ができるようになりました。グラデーションの美しさはもちろん、遠近感のある繊細な絵柄も織ることが出来ます。

ギャラリー

シェニール織りの製造工程

01

絵柄のデザイン

デザイン案を練って、それをもとに設計図ともいえるモザイク画を作成。
オリジナルの図案をコンピューターを使って設計しています。

02

縞模様の生地を平織り(1度目の織り)

モザイク画のデザインをもとに、ヨコ方向の色の並びに従って縞模様の生地を織ります。
通常の織物ではヨコ糸に4色程度の色糸が使用できますが、ホットマンシェニールでは24もの糸色を使い、タテ糸の本数が少なくざっくりと織り込むことのできる特殊な織機を使います。

03

モール糸づくり

縞模様の生地のタテ糸の間を縦方向にカットし、1本の細い原糸を作ります。
次に、その原糸に撚りを加えて、「毛虫」のようなシェニール糸になり、その糸で織るための準備として図柄に従って管に巻く「ワインディング」をおこないます。

04

シェニール生地を織る(2度目の織り)

モール糸を使って目と手で合わせながらシェニール糸を1本1本丹念に織り込んでいきます。繊細で凝った絵柄を表現するため、熟練の職人でも1日3.5mしか織れません。
ホットマンでは伝統の「手織り」にこだわることで、繊細で美しくしっかりと厚みのあるシェニール織りを実現しています。

05

商品として加工・検品

織られたシェニール生地を洗い・乾燥をによって生地を安定させます。
その後、最終製品(ハンカチ、バッグ、エプロンなど)にするため、カット、縫製などをして完成します。
完成した製品は、一点づつ丁寧に検品し、お客様のもとへお届けします。

職人の声

一目一目に、
想いを込めて。

K.S

シェニール織担当 / 約20年

今でも新柄を織るときは緊張しますが、お客様が商品を手に取り喜んでいる姿を想像しながら織っています。
街で自社製品を見かけると嬉しくなりますし、タオル同様に肌触りの良さを日々実感しています。

受け継がれた機械と、
手の感覚を信じて。

A.M

技術リーダー / 10年

「この機械、ドイツから40年前に運んできたんです。
いまも調整しながら現役で使っていますが、音の変化を耳で感じ、機械の動きをよく観察して対応しています。すべてがデジタルでできる時代だけど、“感覚”で織るのがこの仕事の面白さですね。」

ホットマン シェニールの歩み

18世紀

スコットランドで「シェニール織り」の技術が誕生。
毛虫のように太いモール糸を用いた特殊な織物として知られるようになる。

1950年頃

ドイツの「アルパロー社」が、手づくりの伝統的なシェニール織物を工業化。技術を確立し、高級織物として欧州で評価される。

1972年

ホットマンがアルパロー社から、信頼できるタオルメーカーとして評価され、唯一日本における販売許可を得る。六本木店でシェニール織り製品の輸入販売を開始。ヨーロッパの美意識を日本の生活に届ける。

1985年

後継者不在となったアルパロー社から、ホットマンが織機・技術を含む事業を一括承継。ドイツから東京・青梅にすべての機械類、設備を移設。アルパロー社の職人から技術を直接学び、自社生産を開始。ハンカチ・ポーチ・バッグなど生活小物を中心に展開を拡大。

1990年代

・柄の表現を鮮明にするために解像度を約3倍に向上
・糸色数を大幅に増加し表現を豊かに
・モール糸の芯糸数を4本から5本に増やし厚みと強度を増す
・色落ちしにくく発色のよいスレン染色を採用
本の繊細な織物技術と融合し“進化したシェニール織り”へ。

2000年代

タペストリー、ソファカバー、ベッドカバーなどインテリア用途まで広がり、「一生もの」として選ばれる高級布製品のブランドとして確立。
百貨店を中心に固定客を獲得し、タオルとの両輪としてさらにファン層を拡大。

2010年代~現在

店頭販売に加え、お客様のご要望に応じたオリジナルデザインにより、学校など法人向けの需要が大幅拡大。建物や制服など「色褪せない思い出」を描いた記念品として喜ばれる。多くのメーカーのように自動織機化はせず、手織りにこだわったヨーロッパ源流の製法を守り続けている。