2020年の初夏。
私が｢1秒タオル｣に出会ったのは偶然だった。
当時友人が結婚をし、結婚祝いの品を探しに百貨店に立ち寄った時だった。
どんなものがいいかとパジャマや雑貨を探しているとき偶然目に入ったのが「1秒タオル」だった。
最初、水分なんて沢山吸うわけ無いじゃん！高いタオルだなぁぐらいにしか思っていなかったが、なにか惹かれるモノを感じ、ものは試しと個人用で1枚だけ買った。
さっそく使ってみると髪が乾くのが早い！これはいいものだと思った。
次の週には友人の祝いの品と一緒に自分の分を買い足していた。
あれから3年。
今は、私のだけではなく、小さな娘の髪を乾かすためのタオルとして大活躍中。
毎日使うので、今使っているタオルはヘタってしまったが、それでも他のタオルでは勝てない。それぐらい気に入っている。
今年の年末は家族で、またあの百貨店で買い足そうと思う。

ある日の夜、風呂上がりの息子が不機嫌に言った。「ママ～、何でウチのタオルは痛くて、水吸わないのー！？」私も日々薄々は感じていたが、もう少しまだもうちょっと使えるよね…と自分に言い聞かせていたため、息子の訴えは納得だった。
存在を知っていたが、お値段もあり中々手が出なかった1秒タオル。やめとこうかなぁ…と逃げ腰になってお店を見回した時、パッと目に入ったニッコリ微笑む水色のマーシャのタオル。
そうだった、息子が赤ちゃんの時、マーシャのタオルを使っていた事が脳裏に蘇った。もう11年前の日々。
赤ちゃんの時は、痛くないタオルで優しく身体拭いてあげてたなぁ。懐かしい時間をマーシャに思い出させてもらったような気がした。
「気持ちいい！！」1秒タオルを使った息子の第一声。買って良かった。家族みんなで毎日1秒タオルを使って快適に過ごしています。

エピソード：新婚旅行でボリビアのウユニに行き、ウユニ塩湖の美しさ、ウユニの方々の優しさ、陽気さ、全てに魅了された。
その後、娘が生まれ、娘にはウユニの地名に因んでウユと名付けた。
出産祝いで頂いたホットマンの「１秒タオル」。UYUの刺繍が入っていた。
まさにウユニ空港の空港コードもUYUなのである。
最近はお風呂上がりにいつもこの頂いたUYUの刺繍の入ったタオルを使っている。仕事、育児と毎日忙しい。娘とお風呂に入るのだって一仕事だ。でも、このUYUを文字を見るたびに、ウユニの白銀の世界を思い出すし、娘が大きくなったら、一緒にウユニに行きたいと、夢見てしまう。
この1秒タオルで毎日気持ちよさそうに包まれる娘。吸水性抜群のタオルのおかげで髪の毛もすぐに乾くし、肌トラブルにも悩まされていない。スクスクと大きく育ち、いつか家族でウユニに行ける日を迎えたい。

どうしても苦手な映画がある。ホラーでもスプラッタでもなく、愛犬ものだ。
自分でも犬を飼っているので、そんな映画を見たら、見終わったあと映画館の椅子から立ち上がれないくらい号泣すること必至だからだ。
その頃、付き合って間もない彼も愛犬家ということで意気投合し、一緒に『マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと』を観に行こうと誘われた。私はよく乾いた大判のタオルハンカチを数枚用意した。それでも全然足りなかった。
それを見ていた彼がプレゼントしてくれたのが、一秒タオルである。
これなら心おきなく泣けるでしょう、と。泣きたいときには我慢せずに泣いてもいいんだよ、とも言ってくれた。
今や、彼は私の夫である。このタオル、わが家の飼い犬であるトイプードルのもこちゃんの毛を乾かすときにも重宝している。名前の通りもこもこと毛量が多いのだが、このタオルなら一発回答。速乾性に優れたところが気に入っている。

「ハンカチが無いの。」
慌てる息子に優しい先生は、鉄棒の下や園庭の芝生の上を一緒に探してくださったそうです。暫くして、先生がふと息子のお尻のポケットからちょっぴり顔を出すハンカチを見つけてくださいました。
「朝は右のポケットに入れてたから忘れちゃってたの。」 照れくさそうに話した息子も今は小学1年生になりました。
ハンカチを持ち歩く習慣もしっかりつき、今でも1秒タオルハンカチを愛用しています。
しっかり拭けて、小さなポケットにすっきり収まる18センチ×18センチ。まさに小さな手にちょうどいいのです。
使い始めのきっかけは、私の母から孫の息子への入園お祝いのプレゼントでした。私もいつか孫にプレゼントできる日が来るといいなと願っています。

10年ほど前、第一子を妊娠中にテレビでホットマンの1秒タオルの特集を見ていました。地元には店舗がなかったため、「いつかは使ってみたい」と思う憧れのタオルでした。
第一子が無事に生まれ、職場の上司からの出産祝いで、なんと1秒タオルをいただきました！
「テレビで見て欲しかった物なんです！嬉しいです！」とお話したことを今でも、とても良く覚えています。
マーシャのスタイと巾着とタオルが可愛くてお気に入りでした。 特にスタイは、よだれをよく吸ってくれて重宝しました。
それをきっかけに1秒タオルの品質の良さの虜となり、少し遠出して店舗へ足を運びマーシャの色違いのタオルやかくれんぼシリーズのタオルなどを購入し、少しずつ1秒タオルを増やしていくことが、とても楽しかったです。
昨年第二子が誕生し、第一子の時に出産祝いでいただいたスタイを今では第二子に使っています。もう10年も前の物なのに、変わらない品質で驚きます。
第二子もヨダレが多く、その姿を見る度に第一子の赤ちゃんの頃のことも、よく思い出します。
また、自分がいただいてとても嬉しかったので、友達の出産祝いにティティシリーズを贈り、とても喜ばれました。
こうして私の好きな1秒タオルを、周りのみんなも気に入ってくれることがとても嬉しいです。 これからもお世話になります。

私が一枚の1秒タオルを友人にもらってから、その肌触りと吸収力の虜になり、毎日お風呂上がりは1秒タオルを使い5年経ち破れてしまい、破れても気に入っていたので使ってたのに、とうとう母に捨てられてしまって。
新しい他のタオルを使ったけど『やっぱりあのタオルが1番やわ』と旦那さんにボヤいていました。
すごく気に入ってたけど高価なタオルなので自分の為に買うとかは考えてなかったので。
数ヶ月経って旦那さんが渡してきた袋にまさかのホットマン！ホットマンの1秒タオル?しかも2枚?すごく嬉しくて。
私の誕生日プレゼントにプレゼントしてくれました。絶対に百貨店とか行かない人がわざわざ買いに行ってくれた事が嬉しくて。
『2枚あるから10年使えるやろ？』って。大切に長く愛用します♪
やっぱりホットマンの1秒タオルが1番です♪10年は使う～?

私の1秒タオルがない！ないない。どこを探してもない。ベージュ、ブラウン、アイボリー。三枚あったはずだ。ブラウンとアイボリーが消えた。小さな甥っ子が昼寝をしている部屋を覗く。
可愛い寝息とまあるいほっぺたがアイボリーのふわふわタオルの中に水まんじゅうのように包まれていた。手にはブラウンがぎゅっと握られている。
いつ持って行ってしまったんだろう。洗濯物を取り込んだ時かな。触ってみたら気持ちが良かったのかな？
なんていう昼間の出来事を考えながら、お風呂上りに私も残ったベージュのタオルに顔を包んだ。そうだ、私もまずは顔をうずめるんだよね。うん、気持ちいい。ほっとする。仕方ない、あの一枚はあげよう。そして、あっという間に髪の毛の雫はタオルの中に飲み込まれる。 夜遅く、妹が迎えに来た。「ママー！」と抱きついたその可愛い手には、相変わらずぎゅっとタオルが握られていた。
「私のタオル気に入った？」　 「うん。だって気持ちいいんだもん」
「持って帰っていいよ。あげるよ」　 「ほんと？やったー！」
あげたタオルは甥っ子の小さな毛布代わりになるかな？今度はお風呂上り用のタオルとしてまたプレゼントしてあげよう、って思ったけれど、もしかしたらまた毛布2号になっちゃうかな、なんてことを考えながら、何色にしようか選んでいるうちに、とっても優しい気持ちになっていた。

初めての一人暮らし、引越しの準備をしながら期待と不安、いろんな気持ちが混じりあって、日々の生活の中でかわらないもの、安心できる物を求めていた。
引越し当日、私は実家で使用していた一秒タオルを持って新居に向かった。
肌触りもよく吸収力もあり、ドライヤーや洗濯の時短にもなるし、慣れない生活でも、カラーも選べて日々の楽しさに繋がると思ったからだ。もちろんそれだけではない。
最初に一秒タオルを知るきっかけは、母とデパートのタオル売場で偶然見つけたことがきっかけだった。小さくカットされた一秒タオルと、一般的なタオル、水の吸収を比較する。
圧倒的な吸収力の差に驚いて、普段慎重に物を選ぶ二人が即決購入したのだ。どんな色が好きか、家の雰囲気にあうものは、家族に合う大きさは‥会話をしながら気づいた。
毎日一緒に生活しているのに、そのタオルを通して私の知らない両親の好みを改めて知ったのだ。
新たな気付きと思い出を吸収したタオル、使い勝手の良さも併せて一緒に、私の新生活に持って行きたかったのだ。
友人のお祝いとして贈り物にもした。
同棲を始めて新しく彼の選んだ色が増えた。それぞれの想いも吸収していく。
物はただそこに存在するだけではない。私にとって一秒タオルは、 そっと、確実に誰かに寄り添える優しい存在なのである。