ホットマンのものづくり


プリント

ホットマンは明治元年(1868年)創業の
タオルブランドです。

製造から販売までを自社で
一貫して行うところに特徴があります。

今回はものづくりの背景として
製造工程などについて紹介します。

プリント


プリント

ホットマンでは、タオルの柄も自社でプリントしています。
デザイン画の通りプリントをするために、
型と染料をつくり、タオルの生地に
1色ずつ色を載せていきます。
ダリア染色2
複数の染料を調合して色をつくります。
ダリア染色2
試し刷りをして調合した色が、
以前にプリントした色と合っているか確かめます。

調合した染料は1色づつ、大きな型の機械に流し込まれ
数回に分けて重ね塗りをします。
ダリア染色2
柄が正確に表現できているかを
目視で確認しながらプリントをします。
ダリア染色3
2024年秋の新商品「ダリア」は
“ぼかし”という技法を用いていて、
色と色の境目がグラデーション状に
表現されているのが特徴です。
ダリア染色3

【ホットマンのものづくり】
2024年秋の新商品「ダリア」の
プリントの様子を動画で公開中↓↓



国内初の日本製フェアトレードコットンタオル


 国内初の日本製フェアトレードコットンタオル

フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を
適正価格で継続的に購入することで、
生産者や労働者の生活や環境を守り、
持続可能な取引のサイクルをつくる、公平な貿易のしくみです。
ホットマンは、このフェアトレードの活動に賛同し、
2014年に国内初の
日本製フェアトレードコットンタオルをつくりました。
セネガル共和国で栽培されたフェアトレードコットンを
今でも仕入れタオルを作り続けて10年が経ちました。
国内初の日本製フェアトレードコットンタオル
フェアトレードの仕組みを通じて、
原料となる綿花を育て提供してくださる
綿花農家の労働者の方々を継続的に支援していきます。
それはホットマンがタオルを作り続け
お客様へ届けることにつながります。
国内初の日本製フェアトレードコットンタオル
2024年9月13日にフェアトレードコットンを使用した
新商品「ハミングバード」のスポーツタオルが登場します!
国内初の日本製フェアトレードコットンタオル



155年以上続く織り技術


織り

ホットマンが創業当時から変わらないことは
東京青梅の地で「織り」続けていることです。

今回、「先染め」タオルを織っているところを紹介します。
先染めタオルは糸の段階で
1本ずつ色を染めてから織るタオルです。

織り
織り方の一つに「ジャカード織り」
というものがあります。

ジャカード織機を使用し、
タテ糸を1本1本独立して制御できるため、
デザイン力の高い柄を表現することができます。
織り
先に染めた糸をジャカード織機を用いて
デザインの柄に織っていきます。
織り
繊細な綿の糸は強い力がかかると切れることがあります。
その際は、いちど機械を停止して、手仕事で糸を結び直し、
修繕してからタオルの織りを再開するため、
多くの手間と経験が必要となるのです。

ジャカード織りの先染タオルから、
秋の新商品「タータン」が9月27日より登場します!
織り



シェニール織り


シェニール織り

シェニール織りはドイツの伝統織物です。
1985 年、ドイツの老舗シェニール企業「アルパロー社」の
技術と設備の全てを青梅に移転し、
「ホットマン シェニール」として現在に至ります。

ホットマンのシェニール織りは、
デザインから色の配合、染色、織り、仕上げまで
全ての工程を自社工場で一貫してつくり上げています。

1.デザイン 2.原反織り
シェニール織り シェニール織り
3.原反カット 4.撚糸
シェニール織り シェニール織り
5.ワインディング 6.手織り
シェニール織り シェニール織り

シェニールの織り機を使い、繊細に柄を合わせながら、
一本一本丁寧に織り込んでいます。

手織りならではの温かみのある風合いと
美しい色柄をぜひ手にとってご覧ください。

シェニール織り