私が忘れられないのは、当時新人だったスタッフと2人でご婚礼の引き出物のタオルを箱詰めしている時に彼女がいった言葉です。
「こんな気持ちでお箱詰めはしたくありません。」
驚いて理由を聞くと、「心が晴々としておらず、そんな気持のままお箱詰めしたのではせっかくホットマンのタオルをお選びいただいたお客様に申し訳ない」というのです。 私はその言葉にはっとさせられました。そして、胸がジーンとしました。お客様がお選びになったタオルに自分の心も添えてお届けしたいという彼女の気持こそ、ホットマンの販売員が忘れてはいけない大切な心。その心を彼女は日々の忙しさに流されることなく大事に持っていてくれたからです。
私達は一度箱詰めをやめて休憩を取ることにしました。そしてその後お互いに新たな気持でお箱詰めを再開しました。どうぞ末永くお幸せに・・・の想いをタオルと一緒に大切に包んで。
先日、この話をスタッフに話したところ本人も忘れずに覚えていたとの事。2年前のことですが、お互いにあの時の気持ちを忘れずにいられた事が嬉しかったです。
福島県 Hさん