私がまだホットマンというタオルブランドがある事を知らなかった時の話です。一緒に暮らしている1才になる姪は、ウサギの顔や動物の柄がプリントされたピンクのタオルがお気に入りでした。赤ちゃんのときから寝付けない時でも、そのタオルに包んであげると、ぐっすりと眠りにつき、歩き回るようになってからは、ソファに、座布団に、車に・・・と、いつもそのタオルを持ち歩いていました。そのタオルを洗濯しようものなら、「ウサギのタオルは?!」と探し回り、他のタオルを代わりに与えても「ウサギのタオルじゃなきゃ嫌!」と駄々をこねました。「まだ乾いていないからダメだよ」と言うと、唯一妥協(?)してくれたのが、白いクマのアップリケのついたタオルでした。
毎日持ち歩くので汚れるのも早く、「洗い替えに同じタオル買いに行こうか。」とタオルのタグを見ると『HOTMAN』の文字がついていました。そしてクマのアップリケのタオルにも同じく『HOTMAN』の文字が・・・。 タオルのブランドなんて分からない赤ちゃんが肌で本当に気持ちが良いと感じるタオルを作るなんて『HOTMAN』ってスゴイ!それが、私がホットマンを知った瞬間でした。今は姪も大きくなり、先程「ウサギのタオル」と騒がなくなりましたが、寝る時は今でもそのタオルを握り締めて寝ています。
その後、求人報告で『HOTMAN』の会社名を見つけ、ホットマンの販売員になり、すっかり私も「ホットマンのタオルじゃないと嫌!」な人になりました。お店に、小さなお子様を連れたお客様がいらっしゃって「この子、このタオルじゃないとダメなんですよ。」と洗い替え用にホットマンのベビータオルをお買い上げくださいます。その時のお子様の嬉しそうな顔を見ていると微笑ましくなり、こんな風にしてホットマンの小さなファンが増えていくことがとても嬉しいです。
青森県 Sさん